えむろぐ

365日 恋するよ 君に

【Welcome to SexyZone】2016.03.25/名古屋ガイシホール

 

「Welcome to SexyZone」
全国ツアー初日、名古屋公演に行ってまいりました。
そしてこの気持ちをどうしても残しておきたくて、筆無精ながらついに開いてしまった…ブログ!
公演から一週間が経ってしまって完全に鮮度も落ちて需要もありませんが!備忘録として残させてください。
※ネタバレ長文ありです。

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私事ですがTDCでのリリースイベントも、先日開催されたファンミーティングも落選全滅という悲しい仕打ちを受け、「5人のSexyZone」をまだこの目で見ていなかったのでこのツアー初日にはかなりの思い入れを持って臨みました…

暗闇を抜け出し、自分たちの力で未来を切り拓いた先に見える光の眩しさ。

アルバムを手にして、生バンドで聴かせる躍動感たっぷりのインストを聴いた時に今回のツアーは間違いなく手応えのあるものになるんだろうなと確信できた。
オープニングの映像はどんな演出になるかな…どんなセットで、どんな衣裳で出てくるのかな…こんなにも期待を高ぶらせてもいいツアーなんだということが単純に嬉しかった。

オープニングはマリウスの流暢な英語ナレーションに合わせたスポットライトを浴びてJrメンバーが登場。
神宮寺くんに岩橋くん、岸くんという安心感の顔ぶれと、SixTONESから樹くん、慎太郎くん、そして北斗くんと高地くんというメンバーに驚かされると同時に、今回のツアーに対する強い思い入れを感じずにはいられなかった。
メンバーそれぞれの紹介がスクリーンに映し出され、メインステージにようやく5人の姿が。


【カラフルEyes】
イントロに乗せて、5人が横一列に並び新しい豪華な衣裳を纏って登場。
5人での再出発の曲を、ツアーの一曲目に選んでくれたこと。その気持ちが嬉しかった。
5人が、並んで、同じ衣裳を着て、最高に弾ける笑顔を見せてくれている。

どれほどこの姿を見たかったことだろう。

どれほど普通を羨ましく思っただろう。


カチカチに凍って、トゲトゲに尖った心の奥底にあるものが一気にあたたかく融かされていくのがわかった。
ステージを見つめる目から溢れてくるのは、きっと一気に融け出た水分だったんだろうなと思う。

ありがとう、誰よりも君たちが
諦めないでくれてありがとう。


風磨くんは軍帽(安室ちゃんみたい!)、健人くんはハットを被っていて「お兄ちゃん組は帽子」という構図がとてもグッときました。(ふうまくんのお衣裳に大きなスタッズがびっしりついていたのもお帽子もとってもかっこよかった…♡)


【Celebration!】
どこか往年のSMAPのナンバーを思わせるファンク色の強いナンバー。
ジャニオタの血を騒がせるロックダンスも取り入れて皆で盛り上がれるSexyZone流の王道ジャニーズソング!
マリウスの英語セリフがライブではさらに格好良くアクセントになっていて、SexyZoneにしか持てない武器の強さを感じました。マリウスがいてくれるおかげで表現できる幅がもっともっと広がっていくなぁ。


【Make my day】
間違いなくセクガルの今旬真っ盛り!「Make my day」!黒崎くん〜〜!
早くもウェルセクタオルの出番だったんですけど、これがまたただサビで振り回すんじゃなくて、裏で刻むリズムに乗せてタオルを上げなきゃいけないというちょっと高度な振り!(笑)メンバーは自分カラーのタオルの振りながらセンステに移動。


【ぶつかっちゃうよ】
ストプリも一緒に縦一列になって
♪ルンルンルルルルン ルルルルンルン…

みんな大好き「ぶつかっちゃうよ」を持ってきてくれたのがすごく嬉しかったのに、サビ前あたりから散り散り外周お手振り曲になってしまったのが悔やまれる。全力振り切りダンスをもう一度見たかった!

 

【24-7〜僕らのストーリー〜】
再びセンステに集まってメンバーそれぞれ順番にライトを浴びてのアクセントダンス。
この日はありがたいことにセンステが近い席だったので、360℃回る円形のステージでのパフォーマンスが本当によく見えて…なんかもうこのまま召されるのではないかと思うほど感激だったんですが、まさか「24-7」もセンステで披露してくれるとは!


“24-7 We Keep goin' 始まってゆく Brand new world
思うまま 描きたい 新しいストーリー
Gonna Break down! Gotta get it on!道なき道を踏み出そう
僕らしか たどり着けない場所を目指して 前に進め24-7”


本当に、長い暗闇を抜け出すことが出来たんだなぁ。
その足で力強い一歩を踏み出し、その手で未来を掴んでゆくんだなぁ。
SexyZoneはまた新たなステージに進んでいけるなって確信させてくれる。これだから大好きなんだ、ずっと見守っていたいんだ。


【New Day】
外周向かって左側にふうまくん、右側にマリちゃん、バクステ側に聡くんの位置で和の演出。けんしょり曲の演出を3人が魅せるそれもすごい胸を熱くさせてくれました。
大変申し訳ないのですが今回のジャニワは未鑑賞だったので…和の衣裳を纏った二人の対比の美しいこと…!! 力強い太鼓の音と振動が身体を伝ってくる臨場感は息を忘れるほどでした。ほんと漫画から飛び出したみたいな二人だったな…

 

【IF YOU WANNA DANCE】
すでにジャニーズJrの中で代表格として活動していたふまけんと、まだまだJr歴の浅い勝利くんと聡くん、マリウス。いわゆる“寄せ集め”でグループが作られた5年前。
この曲は、まだまだ幼かった彼らを目の当たりにした時に「この子たちを見逃すときっと後悔する」と直感的に確信したあの時の気持ちをいつも思い出させてくれる。
赤く光る薔薇ペンライトを握りしめて、この日はいつもよりも強く胸が高鳴った。
身体も声も、いつの間にかどんどん逞しくなっていく。毎年披露するたびに、まるで別の曲に変化していくようで…
デビュー間もない頃に与えられたこの曲を、ファンがこの曲を大切に思っているのと同じように、彼らも自分達にとって大切な曲として想ってくれているのだと実感できることが嬉しかった。

【Ghost〜君は幻〜】
イフワナの世界観を踏襲したSexyZoneのダークサイド。美しきGhostたち、もはや芸術。
前回のツアーで消化不良を味わった悔しさを完全にリベンジしてくれた。今回はパンフレットのインタビューで勝利くんが言っているように、全編通してテーマやイメージ映像を使わずに勝負していたのだけれど、Ghostではスクリーンに暗く怪しげな背景に緑色に発光した亡霊(魂?)が浮遊しているような映像が流れていて、その魂の数がちゃんと5つあって。なんかもうただそれだけのことなんだけど「あぁ、ちゃんと5人のGhostに回帰できたんだ」とか思ってしまう。
後ろのスクリーンに映し出された鎖?に縛り付けられているような演出があるんですが、最後その鎖を勢いよく引き千切るんですね。縛り付けられた見えない鎖からの解放…目に見えるかたちで表現してくれて嬉しかったなぁ…

 

【Sweety Girl】
センステに現れる二人のキューーートなこと!!!!
マリウスは長いマントが印象的なピンクでまとめた衣裳、聡くんはベージュのモコモコ素材でできた羽織り衣裳(すごい増田くん風)
二人の衣裳は全く別なんですが、マリのマントにはカワイイけれど毒っ気のあるぬいぐるみマスコットがたくさんついていて、聡くんの衣裳とリンクしてるのが聡マリらしくて!二人がそれぞれ自分の好みや表現したいことをちゃんと伝えて形にしてもらえたんだろうなぁと思うと衣裳ひとつとっても嬉しい気持ちになれました。
カラーボールを使ったパフォーマンスもダンスもとにかく可愛くて、最後に聡くんからマリウスへ背伸びしながらのほっぺにchu-☆で全オタクが崩れ落ちた…

その後に上三人の「無邪気な時間は過ぎやすく」に続くんですが、【聡マリ】+【ふまけんしょり】の形で分かれてステージに立つことに対して不穏な気持ちになっていない自分がいて。
上三人だけのはずなのにそれが全然気にならなった。
これが「色んな組み合わせの見せ方」なんだなって素直に思える変化が生まれた瞬間だったんじゃないかと思えました。

 

【フレンド】
スタンドトロッコに乗って後方から登場。(ふましょりマリ、健聡で分かれていました)イントロや間奏で「僕たちずっと友達でいようね〜!大好きだよ!Here we go〜!」(みたいなニュアンス)の台詞を尺ギリギリ気味に挟んでくれたマリウス。間奏では聡くんもスタンド上のトロッコに乗りながら「僕たちのこと愛してますか〜??大好きですか〜??僕たちも一生大好きで〜す!!」
曲間で聡マリが煽りパート担当するというこれも、新しい見せ方に挑戦したひとつなのかもしれない。

 

【SexyZone〜King&Queen&Joker〜男never give up〜Real
Sexy!〜Ladyダイヤモンド〜SexyZone(メドレー)】


「5人のSexyZone」復活を待っていたファンが手放して喜ぶことができずに心にずっと残った晴れない靄。

「SexyZone」を健人風磨勝利の3人体制にして活動をさせた本当の理由は結局語られないままだったこと。
説明も弁解もなく聡くんとマリウスをグループ活動から外させたことに対する謝罪が無かったこと。
5人がそれぞれの場所で力をつけて復活する場所が与えられたことは心から嬉しいことに変わりはないのだけれど、
3人だけで活動したあの期間を「無かったこと」にすることは決してできないし、10代の貴重な時間を奪い苦しませたことは許すことはできない。


そんな中彼らが自らの手で出してくれた答えは
「3人で出した曲も、5人で歌う」ことだった。


センステに5本伸びたマイクスタンド。
「もしかしたら」と期待に胸の音が大きく高鳴った。
今だから正直に言うけれど、薔薇を持ってデビューしたSexyZoneが「男!」「男!」と歌うのは全然好きになれなかった。
“男くささ”も、“一目惚れ”も、世界観に似合わないから要らないとすら思っていた。
でもそれはきっと「5人」を突然奪われたことに対する動揺とやり場のない憤りまでも曲そのものにぶつけてしまっていたのかもしれない。

3人で歌ってきた「男 never give up」も「君にHITOMEBORE」も、この日は聡マリが一緒に歌って踊った。
3人の一歩後ろで踊っているのではなく、楽しそうに、良い笑顔で。何よりも、そんな聡マリを見つめながら嬉しそうな3人。
あの時間を無かったことにするのではない。塗り替えるのでもない。自分たちの手で、新たに一歩を踏み出したんだ。


そして、「SexyZoneのライブでMCやるの久々なんすよね」ってどこか照れながらゆるゆるっと始まったMC。
基本的に風磨くんによる聡マリイジり時々ふまけん芸、そして勝利くんのぼっち芸。
(MCについては別記事こちらで☞

mmppzone.hatenablog.com


【勝利の日まで(新曲)】
曲紹介の時に健人くんが
「応援ソングなんですけど、ちょっと変わってて。セリフがあったりして(笑)」
って言っていたんですが、イントロ始まってすぐに健人くんの語りが!
曲調はサンバ風?なるほどこれはまだチャレンジしてなかった!リオのサンバカーニバルのようなアップテンポナンバー。
SexyZoneの魅力のひとつとして確立しつつあるフォーメーションダンスが活きていて、気がつけばくるくると入れ替わりメンバー皆それぞれがセンターにつくダンスに!!
これについては翌日の公演でふうまくんがコメントしていたようで、あの状況の中「全員がセンターになれるグループになる」と発言してくれたことをこういう形でも回収してくれたのだと。センターとしてフォーメーションに立つ聡くんもマリちゃんも新鮮だったけれど、SexyZoneの新たな顔がどんどん出していけるんじゃないかと期待しかなかった!


【You are the only one】
ヒップホップ風の大きめ着崩し系のお衣裳で登場。
マリちゃんだけデニムシャツ仕立てで少しキレイめでした。
グループとして聡マリと並ぶことに対する葛藤から始まり、成長をそばで厳しくも温かく見守ってきた風磨くんと、そんな風磨くんを頼れるお兄ちゃんとして慕ってきた聡マリ。三人の共作というエピソードだけでも最高なんですが「ラップの部分はオレが考えた。松島の負けん気とマリウス負けん気を盛り込んで、それぞれ二人に歌わせた。これはオレからふたりへのプレゼント。」(FC会報vol.14より)と語る風磨くんの優しさが溢れている幸せな一曲。

 

【Mr. Jealousy】
中島健人の引き出しの多さにとにかく圧倒される。
「みんなカノジョだよ♡(chu!)」と会場を悲鳴に包んだかと思えば、グランドピアノに向かって切ないラブソングを弾き語る王子様になったり。
彼自身がそういう自分を色んな角度から演じることで「中島健人」のキャラクターを確立していける才能に溢れた人だと常々思っていたけれど、今回は「このやり方があったか!」と健人くんがまた一枚上手(うわて)だった。
キラキラ正統派ナルシストアイドルの印象を強めに残している健人君が、どちらかというとシンメトリーの風磨くんが表現しそうなヒップホップやK-POP寄りの曲やダンスに挑戦していること。衣装もまた、キャップを後ろに被ったりゴールドのネックレスを揺らしたりとにかく新鮮だった。
健人くんのポテンシャルの高さとダンスの上手さがとても際立つんですよ…! 健人くんの中のちょっとギラギラした黒崎くんモードが残っていてこの曲をさらに魅力的にさせているような気がしました。
(そしてそしてそして白シャツで踊る北斗くんがすっっごくセクシーでした…こそり…)


【Love Confusion】
シーンをがらりと変えるマリウスのナレーション。
「SexyZoneCollectionをご覧ください!」(みたいなニュアンスだった気がする)
メインステージから続く花道をランウェイに見立て、ポーズを取りながら順にウォーキング!(これがすっっごい可愛かった〜〜)
ランウェイウォークするマリウス様はもはやパリコレ。
それぞれ異なるデザインのジャケットを羽織り、オシャレにキメて、センステに集合。そして白い椅子が5つ…!!
この曲を初めて聴いた時に「ライブでは絶対マイクスタンドか椅子を使った演出で大人っぽく魅せてほしい」と思っていたので、まさに理想通りで!時折くるくると変わる大人びた表情、しなやかに伸びる手足、椅子を円形に並べて5人で向かい合い座って歌う姿は本当にこの曲にぴったりですごく素敵だった〜(ため息)


【Easy come! Easy go! Easy love!】
ジャケットスタイルに白いハットを被った5人。
間奏で一斉にハットを外し客席に投げるアクションに思わずファンの悲鳴が上がるんですが、ハットがワイヤーに繋がっていてブーメランのように自分の元に戻ってくるというかわいいSexyトリック!


【Electric Shock】
会場が暗転してセンステでそのまま衣裳を羽織りはじめる二人…まさかな…と思ったところで会場の悲鳴!センステを軸にして対比した位置に電飾のついた三角柱の装置。
背中に大きな稲妻が描かれたライダース風ジャケットは賛否あったみたいですが、わたしは格好良いなと思って好きでした。
まさに電気の対極の如くほぼ二人は交わらない演出。
ただ…ただね!
「言葉はもういらない 触れ合うだけで in youe mind」で触れ合う二人を想像していたし、「引き寄せ合いながら 繋がってく」で引き寄せ合う二人を求めてしまうのがおたく心なんだ…!そう、でもそれもすべておたくが勝手に想像していただけなんです…よ…
敢えてこういう見せ方をしようと行き着いたのかもしれないのですが、「ダンス曲になる」と聞いていた気がするので…勝手に期待値を高めすぎていたのかもしれないんですが、しかし今現在の健人くんと風磨くんが「こういう見せ方をするのがベスト」と決めたものなのだろうからそれが答えなのかもしれない。
微妙な距離感も、届きそうで届かない演出も、交わらないダンスも、本人たちが思う今の「ふまけん」なのだとしたら…!!!すぐ良い方に解釈するおたく脳)


【Last winter song】
ピンスポ照らされてセンステに登場した勝利くんが…!!!手にしているのはア、、アコースティックギター!!!練習しているギターをこんなにも早く披露してくれる日がくるなんて…そして勝利カラーの赤ではなく鮮やかなオレンジ色のトレンチコート。珍しいなと思ったけれどとても良く似合っていました。
雪(のような羽根のような白いふわふわしたもの)が舞う中、覚えたてのギターを奏でながら自分の気持ちを自分の言葉でファンの皆に伝えようとしてくれる勝利くん。この子に謝らせてはいけないし、悲しませてはいけない。同じ悲しみはもう味わなくていい。


【But…】
メインステージモニターに映るスマートフォンの液晶画面風の映像。アラート画面に英語字幕。
電話越しの恋人との別れ際を思わせる台詞とナレーション。ふうまくんは本当にこういう演出がニクいし上手いのでズルい。
キャップを被り、今流行りの大きめパーカーにロング丈Tシャツ(裾が覗く感じの)にたくさんのワッペンでアレンジされたMA-1。ふうまくんがふうまくんらしく直球で見せたいものを表現してくれるのが大好きなおたくなので、やりたい世界観を楽しめていることが嬉しいのです。

風isを経て、彼は自分が魅せたいものとファンが望むもののバランスを絶妙に感じ取ってくれるなと再認識したので、今回も世界観をグイグイ作りながらもアルバムの中にもストンと落ちてくるちょうどよい菊池風磨らしさをバランスよく盛り込んでくれたような気がしています。

 

【誰にも解けないミステリー】
メインステージでのダンス曲。真っ白なお衣装がとっても似合っていて、ダンスももう「これ!」って思えるくらいぴったりしっくりくるイメージ通りで幸せでした。
「甘い罠と知りながら」と斜め45度を向いた風磨くんの表情を見逃すまいと必死でした。

 

【Perfect Potion(新曲)】
少年収に参加された方のツイートでちらほら見かけていたので「これが噂の…!」
SexyZoneの曲で炎の特効!ちょっと驚きましたが曲も格好良くてグループとしての成長をグングン感じました。
風磨くんがセンターにくるフォーメーションも確認しましたよ!音源化の前にこうしてライブで披露して育ててあげられるのもいいですよね。来月の音源化が楽しみです。


【We Gotta Go】
SexySecondツアーのあの記憶も払拭してくれるかのごとくここで「We Gotta Go」…!SexyZoneChannnelのイメージも強くて、この曲こそ5人で力強く前に進む想いを持って歌い続けていってほしいなと願った。

 

【SexySummerに雪が降る】
「風 is a doll?」の最終日に風磨君がこの曲を持って来たことを思い出した。
ソロコンを経て力をつけ、SexyZoneとしてまた5人揃ってこの曲を楽しく歌えることを誓ってくれたような、そんなメッセージを感じていたので、約束を果たしてくれたようで勝手に嬉しくなってしまった(重い)
ちなみに花道のそばで樹くんを拝見したのですが、振り付けを照れながら笑い飛ばしてフワフワ踊る姿がキュートすぎて爆発するかと思った…


【ChaChaCha チャンピオン】
ぐるっと回ってバクステ側。MCの流れから、風磨君が聡くんのマネをしながらキレキレダンスを二人でふざけ合ってる姿が本当に可愛かった〜!これからは、この曲だって5人で歌えるね。


【Congratulations】
バクステからゆっくり歩きながらセンステへ。
「おめでとう」のエールは、他の誰でもない5人に贈るための曲だったんだと理解した時、この子たちを応援することをやめないで本当によかったと心の底から思った。

グループにとって長すぎた冬を越え、ようやく暖かい日差しを浴びる春がやってくるようだった。

そして、2番のAメロ。

“流れてく時間 増えてく荷物”

“いらないものは 全部捨てよう”

勝利くんと風磨くんが歌うはずのパートが、聡くんとマリウスのソロパートになって生まれ変わった。
この時の会場全体のざわめきと感嘆の声と鳥肌を、ずっと忘れることはないだろう。
こういう形でファンの皆に伝えようと自分たちで考えてくれたんだね。

“流してきた汗 涙たちはきっと
無駄じゃないよ 心に しみこんで
咲かせたいんだよ けっして枯れない Smile”

努力は裏切らない、叶わない夢なんてない

歌詞のひとつひとつすべて、5人のためにある歌だった。


ENCOLE

【マワレ ミラクル】

アンコールの幕が開いてこのイントロが流れてきた瞬間、とうとう涙が溢れて止まらなくなってしまった。
キラキラしてワクワクして大好きな曲なのに、セクパワツアー3人でステージに現れて披露した時の悔しさがずっと忘れられなくて。3人で歌ってきた曲は今後どういう扱いになっていくのか不安だった。そんな不安を優しく拭ってくれるように、今日この日はとにかく「5人」で作るステージを見せてもらった。


「セクシーゾーンっていつから3人になったの?」
「聡マリはどうしたの?」

興味がある人からも無い人からも投げかけられる何気ない言葉がずっと悔しかった。

思えば諦めることも、手を離すことも簡単だった。でも出来なかった。こんな日が来るのを信じる気持ちを捨てられなかったから。

3人で歌った歌も、5人で歌えば、SexyZoneの曲としてずっとずっと大切にしていけるね。そんな当たり前のことを噛み締めて、堰を切ったように泣き続けた。
今日は、我慢しなくていいと思った。嬉しかった。本当にありがとう。


BAD BOYS
【Power and run】
もう!ここまでくるとなんだか分からなくなってきたよ!
勝利くんがエレキを…エレキをかき鳴らす勝利くん…!バッボーイも(本当は嫌いだったけど!)大好きになれたよ…もうこのあたりは涙を引きずってて記憶が飛び飛びで…
アンコールで出てきた人はグッズのTシャツをそれぞれのアレンジ着こなししていて可愛かったです。


ラストで5人並んで「We are SexyZone」を言わせてくれてありがとう。

今回どのような経緯でバックにつくJrが選ばれたのかまだ分からないのですが「(仲が良い友達のような関係だから)仕事は一緒にしたくない」と線引きをしていた風磨くんが「風 is a doll」を経て、今回樹くんと慎太郎くんがついてくれることを望み、SexyZoneとしてグループに与える影響としてそれも強みに感じ始めたんだということ。

「俺SexyZoneの振り付け全然知らないからさぁ〜超大変だったよ〜(笑)」と笑っておどけながら話してくれた樹くん。(はぁ、すぐ風is懐古しちゃってごめんね……)

そしてB.I.ShadowとしてJr時代を共にした北斗くんと高地くん。
デビューから5年が経ち当時の葛藤を隠さずに語れるようになったふまけんが、二人と共にステージに立つことを選んだこと。そして二人も今は自分たちのグループを持ち、グループの名前を背負う立場となって、ふまけんと同じステージに立つことを選んだこと。

互いにステージは違えどそれぞれの活動を軌道に乗せている今だからこそ、お互いの生きるべき道、守るべきもの、大切にし続けるべきものの輪郭が昔より明確に見えるようになって今回こういった形の共演になったのだとしたら、こんなにも胸が熱くなる現象はないと思った。

「みんなあったかいよね!!すげ〜楽しい!」(高地くん)
「そろそろprinceに話させてあげなくて大丈夫?俺たちずーっと喋っちゃうよ?(笑)」(北斗くん)

そして、「今回のツアーで僕皆勤賞なんです!」と笑顔で答えてくれた神宮寺くんの気持ちがまた嬉しかった。

 

前回までのJr大所帯を引き連れた演出ではなく、選抜したメンバーだけで作り上げるシンプルさ。とにかく「5人でつくるステージ」にこだわってくれたことがしっかりと伝わってくるライブでした。
確かに、まだまだ荒削りだったり反省点もあるとは思うけれど、それはまだこれから。
ようやく5人でせーのでスタートラインに立てたような、そんな気がします。

 

ここから始まる SexyZone第二章の幕開け。
ワクワクする気持ちしかないよ。最高のツアースタートでした!

“Welcome to SexyZone!!”